コラム

寝不足で花粉症が悪化!?知っておきたい花粉症ケア

寝不足で花粉症が悪化!?知っておきたい花粉症ケア

コラム

今年も花粉症シーズン真っ只中。スギやヒノキ花粉に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

寝る前に鼻が詰まって呼吸がしづらい。鼻水が止まらなくて眠れない。
花粉症により寝不足な毎日を過ごしている・・という方もいらっしゃいますよね。

日本人の花粉症率は、なんと40%前後と言われています。

今日は花粉症と睡眠の大きな関係についてご紹介いたします。

花粉症症状による睡眠障害

花粉症をはじめとしたアレルギー症状は、昼間よりも夜間に症状が出やすい事がわかっています。
そのため、鼻が詰まって呼吸がうまくできなかったり、くしゃみやかゆみが気になり、なかなか寝つけない方が多いようです。

やっと眠れたと思っても、無意識に鼻をかいていたり、鼻水が気になったり。喉のムズムズ等で眠りが浅くなってしまうこともあります。

睡眠時間が不足するだけではなく、鼻づまりの不快感は睡眠の質にも悪影響があります。
睡眠時間も短く、眠りが浅いと、思考能力が低下して、仕事の効率が下がったり、事故のリスクが高まるのです。

睡眠不足による花粉症症状の悪化

夜ふかしの習慣がついていて、睡眠不足の方は要注意です!
睡眠が足りてないと免疫やホルモンのバランスを崩しやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になってしまうことがあります。
睡眠不足で免疫力が落ちていると、さらに花粉症を悪化させるというデータもでているのです。

生活習慣を見直して花粉症と共存しよう

花粉症といえば、どうしても内服薬に頼りがち。勿論、内服薬も大事です。
しかし、生活習慣の改善から花粉症の症状が改善しているという報告があります。
今一度生活を見直すことから始めてみましょう!

疲れやストレスを溜め込まない

仕事が忙しい、なかなか体が休まらない、疲れがいつまでも残っている、やる気が落ちているというときは、疲労やストレスが溜まっている証拠です。

疲れの原因を探って、体を休める工夫をするのもいいかもしれません。温かいお風呂に入って身体を休めるのもお勧めです。

喫煙習慣を禁煙習慣に

タバコを吸うと花粉症が軽くなるという情報もありますが、これは医学的根拠はありません。
タバコを吸うと血管が収縮するため、一時的に鼻の通りがよくなると感じる人がいるだけです。タバコは有害物質を含んでいるために、症状が悪化することが多いといわれています。
タバコは百害あって一利なし!

腸内環境が整う食事

食事でも花粉症の症状を軽減することができると言われています。
その一つが乳酸菌です。乳酸菌で腸内環境が整うことで、腸の動きがスムーズになり免疫が上がります。
花粉症もアレルギーの一種であるため、免疫を挙げることで症状が和らぐと言われています。

運動不足解消

運動不足は体力を低下させるため、免疫バランスを悪くします。
それによって花粉症症状を悪化させてしまうことも。ただ、花粉症の人はこの時期、外での運動は、花粉防御などをしっかりすることが大事です。

スクワットやトランポリン、踏み台での昇降運動など、室内でもできる運動を取り入れてみるといいでしょう。

まとめ

一度発症した花粉症の自然治癒はごく稀と言われています。
色々な方法で、うまく花粉症と付き合っていく、というのも手かもしれませんね。

花粉の飛散時期が終わるまでもう少しです。
まずは、出来ることから始めましょう!

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