12月に入り、寒さも厳しくなってきました。
寒くなると、「寒くて寝つきが悪い」、「朝布団から出られない」というような睡眠の悩みが出てきているのではないでしょうか?
冬はなんとなく夏よりも快適に寝ることができるように思えますが、良い睡眠をとりづらい季節なんです!それは、睡眠環境や体温調節を管理することが難しくなるから。
この記事では、冬において睡眠の悩みが増える原因と、それを解消するための快眠のコツについてご紹介します!
冬の睡眠は何故難しい?
秋〜冬の季節は日照時間が短くなり、夜の時間が長くなります。
そのため、他の暖かい季節と比べると睡眠時間も長くなりやすくなるのです。
じゃあ夏より快適に寝られそうだ!と思うかもしれませんがそうではありません!
冬は日差しが弱くなりやすく、気温も低い日が増えます。
日差しが弱いと体内時計を十分に整えられず、気温が低いと睡眠時の体温調節が上手く働かず、睡眠の質が下がりやすくなるのです。
また、冬は乾燥しやすいため、喉の痛みや違和感をもたらし、これも睡眠に影響を与えてしまいます。
暖房であまり暖め過ぎても逆に正常な体温調節を妨げる可能性もあります。
冬は気温の低さや乾燥等で睡眠の質が下がりやすくなる。快眠のためには室内の温湿度を管理し、寝巻きや寝具といった睡眠環境を整える必要がある。
冬に快眠をするための方法
入浴
入浴のおすすめは、15分~20分、40℃のぬるめで入ることです。
ゆっくり浸かると身体が中から温まり、副交感神経の働きが促されます。
副交感神経が優位になると血行も良くなります。
また、入浴のタイミングは就寝する1時間〜1時間半前がおすすめです。
適度な運動
就寝前や起床後は軽く身体を動かして血行を良くすることがおすすめです。
寝つきを良くするには、一般的に30分ほどのウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が良いとされています。
就寝直前に行うなら、軽いストレッチやヨガ程度がおすすめです。
身体の筋肉の緊張をほぐし、血流が良くなり副交感神経の働きが促されます。
起床後はラジオ体操のような運動が好ましいですが、布団から出たくないあなたには、その場で手足を動かしたり、伸びをしたりするだけでもおすすめです。
エアコン
理想的な室温は22℃〜23℃程度です。
外気温等によって設定温度よりも実際の温度が変わる可能性があるので注意が必要です。
・就寝前にあらかじめ寝室内を温めておく
・できれば一晩中つけっぱなしにする
・起床予定時間に合わせてタイマーで部屋を暖めておく
上記3つも意識してみることをおすすめします。
光
起きたら一番にカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。
光の刺激によって脳を起こすことができます。
日差しの弱い時は真っ先に電気をつけるようにしましょう。
また、室内の照明はLED照明を利用するのがおすすめです。
LEDには「ブルーライト」がたくさん含まれており、この光を浴びることで脳を起こすことに繋がります。
乾燥
1つ目のおすすめは加湿器を使うことです。
理想的な室内の湿度は50%〜60%と言われています。
2つ目のおすすめ保湿機を使うことです。
保湿機とは、直接顔まわりにスチームを浴びる製品になります。
自分の顔まわりの場所の湿度のみをピンポイントで加湿してくれて、小型なので場所も取らないというところもおすすめです。
3つ目はマスクを着用することです。
一番お手軽な方法と言えるでしょう。
マスクで呼吸をすると自分の呼吸を含まれる水分を吸い込むので、のどや鼻を保湿することができます。
マスクの素材は、保湿性や通気性が高いシルクや綿がおすすめです。
まとめ
12月になり、寒さが一層増して睡眠に影響がでてくるこの季節。
クリスマスや忘年会、年明けにはお正月、初詣、新年会。イベントごとも増えてくるので、快眠して日中をしっかり楽しめる身体づくりをしていきましょう!
快眠するための寝具選びにお困りの方は、ネルチャーの睡眠診断を試してみるのも良いかもですね!
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■記事担当
ネルチャーライター / 安井 海人
2021年株式会社アメイズプラスに新卒入社。ECサイトの運営、マーケティング、コンテンツ制作を担当。
趣味はお酒。情報収集の場として、日々活動している。業務に活かせる時を模索中。
キーボード操作に滅法弱いが、持ち前の何とかなるさ精神でここまで乗り切っている。