寝具ケア

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

寝具ケア

素材によって変わる布団を干す方法

わたしたちは寒い冬の日でも、ひと晩でおよそ200mlの汗をかきます。

通気性に優れた寝具でしたら、すばやく水分を吸湿して空気中に放湿してくれますが、購入してから時間が経っているとか、もとから吸湿性などが悪い寝具の場合は、布団の中がどんどん湿気ってきて、カビやダニの温床に・・・。

こうした布団の環境悪化を防ぐのに効果的なのは、布団を干すこと。

日差しが強くて温度も高い日に、布団を太陽光に当てれば、繊維の奥まで浸みこんだ水分を乾かすことができますね。

しかし、布団の素材によっては干すことができなかったり、そもそも、干す方法が間違っていたりというケースは非常に多いです。

そこで今回は、寝具の機能維持と寝心地アップにつながる、正しい天日干しの方法を解説していきます。

みなさんが常識だと思ってやっていることが、実は、とんでもない誤解だったなんてことも分かっちゃいますよ!

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

天日干しのメリットを再確認

まずは、知っているようで知らない、布団を天日干しすることのメリットをまとめてみました。

メリット1:湿気が減って寝心地がよくなる

太陽の熱で湿気を飛ばせば、繊維の中に空気が入り込んで膨張するため、フカフカの状態になります。

もちろん、寝心地がアップすることは言うまでもありません。

また、繊維によっては天日にあてて干すようにすると、「お日さまのニオイ」が発生してさらに快適な状態に。

ちなみに、ニオイの正体は「ダニの死骸」という説がありますが、これは全くの誤解で、洗剤の成分や皮脂などが紫外線によって化学変化した、「アルデヒド」という化合物や「脂肪酸」です。

これらの成分をかぐと、なぜかリラックスを促すα波が脳から出るため、「いいニオイ」と感じると考えられています。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

メリット2:悪臭が軽減される

寝具にはさまざまな菌が付着していますが、中には悪臭を放つものも。

この菌も、紫外線で死滅させることができますので、天日にあてて干すことで嫌な臭いが消えるのです。

また、湿気は雑菌が繁殖するための条件となりますから、布団の中まで乾かすことは、ニオイの元を断つことにつながります。

メリット3:ダニをある程度死滅させられる

どんなに衛生面に配慮していても、布団の中には必ずダニが潜んでいます。

このダニは、60度以上の環境下では生きていけないので、気温が高い日に布団を干すようにすれば、ある程度の死滅効果が期待できます。

しかし、ダニはわたしたちの想像以上に生命力が強く、気温が高いと布団の奥にもぐりこんでいき、温度が低い場所を探すのです。

普通の天日干しでは、布団の中までこの温度に達することはありませんから、しっかりダニ退治するのであれば、専用のカバーを買って太陽光の吸収量を高め、温度を上げる必要があります。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

天日干しをする前に必ず抑えておきたいポイント

続いて、布団の天日干しをする際に、必ず抑えておきたい重要なポイントについて解説していきます。

干す方法が間違っていたら、逆に湿気がたまってしまって、寝具の環境や機能低下につながってしまいますから、しっかり抑えておきましょう。

天日干しの基本1:布団を干す時間は午前11時~午後3時の間

夏の暑い日などは、朝布団を干して外出して、夕方帰宅してから取り込む、という方も多いですよね。

しかし、夏でも夕方ぐらいから湿度が上がってきますので、午後3時ぐらいまでに布団を取り込まないと、せっかく乾いた布団がまた湿気を帯びてしまうのです。

天日にあてて干す時間は、太陽光が強くて湿度も高い、午前11時から午後3時の間として、布団によって時間を変えるようにしてください。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

天日干しの基本2:掛布団と敷布団は干す時間が異なる

汗で発生した湿気は、寝具や寝室の環境によっても異なりますが、一般的には掛布団に3割、敷き布団に7割といった割合で移っていきます。

また、掛布団は空気に触れている面積が多いため、自然に湿気が抜けやすいという特徴も。

一方の敷布団は、床方向に移っていった湿気がたまって乾きにくくなっていますから、掛布団より常に湿度が高い状態になっているのです。

こうしたそれぞれの布団の特性を考えて、下記を目安に天日にあてて干すようにしてください。

(掛布団)

月に1回のペースで、表面、裏面、それぞれ1時間ずつ天日干し

(敷布団)

綿は週に2~3回、羊毛やポリエステルは週に1回のペースで、同じく表面、裏面、それぞれ1時間ずつ天日干し

敷き布団の場合は、シーツをかけたままの状態で干すようにしてください。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

長時間にわたって天日干しした方が、乾燥効果や滅菌効果が高まるのでは、と思う方もいるでしょう。

しかし、布団の中材は温度が高い状態が続くと傷みが激しくなりますので、上記の頻度と干す時間、干し方は守るようにしてくださいね。

ただし、日差しが弱くなる冬は、天日干しの時間を2倍ぐらいに増やすようにしましょう。

天日干しの基本3:羽毛布団は天日干しNG ではない

保温性と吸湿性が高いことが特徴である羽毛布団は、天日干しできないという常識が広まっています。

確かに、ポリエステルや綿が使われている側生地に紫外線が長時間当たると劣化しますが、中の羽毛にまでダメージが及ぶことはありません。

ただし、側生地の傷みが進むと、その隙間から中の羽が出てきやすくなりますので、羽毛布団を天日にあてて干す時は、必ずカバーをかけるようにしてください。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

ちなみに、羽毛布団は丸洗いできないというのも、これまた間違った常識です。

一部の特殊な側生地を使っているもの以外は、洗濯OKなのですが、問題はかさがあるため家庭用の洗濯機では洗えず、その後の乾燥も大変だということ。

一般的な洗濯機での丸洗いは不可能に近いですから、汚れが目立ってきたら、布団クリーニングの専門業者に依頼しましょう。

天日干しの基本4:布団は絶対に叩かない

布団を天日にあてた状態で、布団叩きでバンバン叩く。

あちこちの家庭で見られる光景ですが、これはNG行為。

布団の生地に大きなダメージが加わってしまいますし、内部にあるダニの死骸やフンが細かくなって、アレルギー症状が発生しやすくなるのです。

もちろん、布団を叩いても表面に付着しているダニは、多少、落ちてゆくかもしれませんが、振動を感じて布団の中に逃げてゆくダニの方が多くなります。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

布団に付いたホコリなどは、天日干しした後に掃除機で吸い取るのがベスト!

吸引力が高いハンディ―クリーナーを使えば、衛生度はグンとアップしますよ。

【おすすめ商品】

布団をキレイにする掃除機としておススメしたいのは、「コスパ最強布団クリーナー」という商品。

素材にダメージを与えないような振動で、毎分9,600回の“たたきかきこみ”を行ない、ハウスダストをしっかり吸引します。

また、本体にはUVランプが搭載されているので、天日干しで滅菌しきれなかった雑菌も、一網打尽にできるのです。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

本体は2.0kgと、女性が片手でラクラク操作できるぐらい軽量で、ゴミがたまるカップやフィルターなどは水洗いOK!

とにかく、扱いやすいと大評判なのです。

天日干しの後はもちろんのこと、毎日寝る前に行なう掃除にも最適なこのクリーナー、商品名からも分かる通り、かなりお買い得な値段になっていますよ。

天日干しの基本5:日光が差し込む窓辺で干すのも効果的

窓の作りによっては、天日干しができないお宅もありますね。

さらに、夏は布団を干すときは晴れていても、ちょっと外出した間に天気雨が降るなんてことも・・・。

こんな時は、太陽光がしっかり差し込む窓辺に布団を置いて、天日にあてて干すようにするといいですよ。

日差しの強さや室内の温度など、条件によっても異なりますが、直で干す時の70~80%ぐらいの乾燥&滅菌効果が期待できます。

【布団を上手に干す方法】ポイントは時間にあり!外に干せない時の対策は?

布団が干せない場合は乾燥機を使う手も

寝具の天日干しができない、しかも、日光が差し込む窓もないという方は、布団乾燥機で寝具環境を整えましょう。

最近の布団乾燥機は、かなり機能性がアップしています。

以前は、わざわざマットを広げて、そこにホースをつないで布団の中に温風を送り込むタイプが主流ですが、現在の布団乾燥機は、布団の中にホースを入れてスイッチONにするだけで使えるようになっています。

しかも、布団の隅々まで温風が行き渡りますから、寝具全体をしっかり乾燥させられるだけでなく、ダニ退治モードにすれば、素材の奥に入り込んだダニまで死滅させることができます。

また、消費電力も少なくなっているため、電気代の心配をする必要がありません。

コインランドリーを利用するよりも、よっぽど経済的に設計されているのです。

今回のまとめ

天日干しは、少し手間がかかる布団ケアですが、ふっくら効果は非常に高いですし、ダニ以外の生物を滅菌できるのも大きな魅力です。

寝具環境の低下は、寝つきや深い眠りの妨げとなり、疲れとストレスの蓄積になります。

こうした質の低い睡眠の積み重ねで、日常生活にも大きな影響が出てきますから、布団の低下が気になる前に天日干しを習慣に取り入れて下さい。

もし、正しい手順で天日にあてて干しても、へたり具合が変わらないという場合は、寝具の寿命が過ぎている可能性があります。

こんな時は、迷わず新品の寝具に買い替えましょう!

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