Contents
- 1 現在も予約待ちが続く人気枕
- 2 外はたわしで中はポリエチレン素材
- 3 どうしてたわしを使うことにこだわったのか?
- 4 たわしだからできる快眠サポート
- 5 中材の高い機能性も見逃せないポイント
- 6 適度な弾力とたわしの刺激がクセになる
- 7 うつぶせ寝でも使えるようになった
- 8 専用カバーの使用で、寝心地もさらにアップ!
- 9 人気YouTuberのレビューや評価は?
- 10 誰もが気になる枕のポイントを“解体”して検証開始!
- 11 中材のクッション性とたわしの硬さで頭圧分散
- 12 たわしの刺激はやっぱり強い!
- 13 たわしの上に絹ごし豆腐を乗せてみた
- 14 実際に痛みに弱い娘で人体実験
- 15 SNSの口コミやレビューと実験結果を比較
- 16 今回のまとめ
現在も予約待ちが続く人気枕
睡眠の重要性が見直され、機能性の高い寝具に人気が高まっている今日この頃。
昨年(2017年)発売された、誰もが驚く素材を使ったとある枕に、再び注目が集まっています。
その枕とは、「新・睡眠用たわし」という、硬いたわし素材に覆われた枕です。
枕と言われないと、何のために使う物か分からないぐらい特異な形状がインパクト大で、発売当初からマスコミでも頻繁に紹介されてきました。
中でも、テレビの情報番組での取り扱いが圧倒的に多く、「所サンお届けモノです!」「ワールドビジネスサテライト」「ウラマヨ」などで、司会者やゲストが実際に枕の寝心地を体験。
ほとんどの方が、最初は違和感を覚えるものの、頭を乗せたら「気持ちいい!」と驚いていたのが印象的でした。
こうした意外な反応が視聴者にさらなる興味を与え、ネットでも話題騒然に。
一時は、最長で半年待ちになるぐらい予約が殺到。
発売から1年半以上経った今でも、予約購入しないと手に入らない新・睡眠用たわしを、今回はなんと“分解”して、機能性の高さや口コミで話題になっている刺激の秘密などをレビューしてみることにしました。
まずは、新・睡眠用たわしの基本的な機能と特徴をまとめてみます。

外はたわしで中はポリエチレン素材
新・睡眠用たわしの最大の特徴は、枕の表面がたわしで覆われていることです。
最近、人気を集めている枕と言えば、ストローを短く切ったような形状の「パイプ枕」や、頭を乗せると全体をやさしく包み込んでくれる「低反発ウレタン枕」ですよね。
いずれも頭で感じる感触はとてもよく、口コミでも寝心地が非常によい快眠枕として定評があり、多くのメーカーからバリエーションに富んだ商品が発売されています。
これに対して、新・睡眠用たわしに使われている素材は、外側は硬いたわしで、中材はメッシュ状のポリエチレン。
どう考えても、心地よさを感じるどころか、痛みが強くて寝られないという印象を持ってしまいます。
実際に手で枕の表面を触れてみると、かなり強い刺激が伝わってきますし、手より皮膚が薄い頭皮に触れようものなら、
「激痛が走るのでは?」
「頭に刺さって出血するんじゃない?」
と思ってしまうぐらい、とにかく違和感大なのです。
また、中材のポリエチレンの感触も決していいとは言えず、クッション性はあるものの、低反発ウレタンとどちらかを選んでと言われたら、痛いのが好きと言う変わり者以外、みんな口コミでも評判の低反発ウレタン枕を選ぶでしょう。
どうしてたわしを使うことにこだわったのか?
これまでも、変わり種の枕は、いくつかありました。
たとえば、女性の脚をかたどった「膝枕型枕」。
機能性はさておき、男性の憧れを実現できるとあって、バラエティーグッズとして注目を浴びました。
肝心の寝心地は、商品レビューや口コミを見る限り、あまり期待できないですね。
また、陶器でできた「陶枕」は、頭部が冷たくなるので、夏の快眠におすすめの枕として売り出されていました。
素材のイメージとは裏腹に、機能性はそこそこ高く、硬い枕を好む方に支持されていて、今でも楽天市場やアマゾンなどで販売されています。
こちらは、眠りが深くなったなど、意外?なレビューが投稿されていますね。
そして、たわし枕こと新・睡眠用たわし。
この枕は、
「頭皮は、少しいじめたほうがいい」
という考えのもとに、放っておくと硬くなってしまう頭皮を刺激し、血のめぐりをよくして柔らかい状態にできる、最適な素材を探し続けていました。
その結果、たどり着いたのがたわしだったのです。
ただし、普通のたわしだと刺激が強すぎるため、試作した枕は、快眠とは程遠い寝具環境になってしまいました。
そこで、国内で有数の老舗たわしメーカーに協力を仰ぎ、寝た時に「痛気持ちいい」と感じる刺激を生み出す、「しゅろ」という種類のたわしに近い素材を使うことになったのです。
たわしだからできる快眠サポート
新・睡眠用たわしの表面を覆っているたわし素材は、1本1本の繊維が立った状態になっているため、頭部を“点”で支えることができます。
これによって、理想的な頭部の圧力分散が実現しますので、既存の枕にあるような頭の一部に力が加わるようなことはありません。
また、繊維の間には空気の層がたくさんできているため、パイプ素材とは比べ物にならないぐらいの通気性を持っています。
頭がたわしの点と空気で支えられるようになるため、熱がこもらずに心地よい寝つきを生み出し、深い眠りへと誘ってくれるのです。
実際に、一般的な枕(ポリエステル100%)に頭を乗せた時と比べてみると、なんと新・睡眠用たわしは5度も温度が低くなることが分かりました。
これによって、快眠に理想とされる「頭が冷えた状態」が続き、たわし繊維による頭皮マッサージの心地よさとあいまって、今まで寝つきが悪かった方もビックリするぐらいコロッと眠れるようになったのです。
この機能性の高さは、口コミでも多くの人が支持していて、その評判が評判を呼び、予約殺到の状態が今でも続いているのでしょう。
さらに、中材のポリエチレンもメッシュ状になって空気の層ができているため、寝ている間も頭部を低い温度に保つことができ、汗をかいても水分はすぐに放湿される仕様になっています。
もちろん、低反発ウレタン素材にありがちな、頭の蒸れが発生することも少ないですから、朝まで目が覚めることなくグッスリ眠れて、今までにない朝の爽快感を得られると大評判です。
中材の高い機能性も見逃せないポイント
新・睡眠用たわしの中材に使われているポリエチレン素材は、圧倒的な透過性と通気性だけでなく、弾力性まで兼ね備えています。
これによって、なんと枕の丸洗いが可能に!
洗濯機で洗うことはできませんが、たわしのカバーが付いたままシャワーをかけることができますので、頭皮から落ちたフケやホコリなどはカンタンに除去できます。
枕にカラダから出た老廃物が付着すると、それをエサとするダニが繁殖しやすくなり、寝ている間に頭がかゆくなって目が覚める回数が増えてしまうのです。
しかし、週に2~3回ぐらいのペースでシャワーをかけて洗っておけば、常に衛生的な状態で枕を使えるので、ダニの繁殖だけでなく、カビの発生も防げます。
透過性が高いとはいえ、枕にシャワーをかけた後に、乾燥させる手間がかかるのではと思う方も多いでしょうが、30分位陰干ししておくだけで、ほとんどの水分は枕から流れ落ちてゆくのです。
朝起きて顔を洗うついでに、新・睡眠用たわしにシャワーをかけて洗ってしまえば、夜にはキレイな状態で使用可能。
シャワーをかけるだけなら、毎日洗っても素材の劣化スピードが早くなることもありませんので、究極の衛生環境をキープできます。
(※温度が高いお湯は中材を変形させるおそれがあるため、注意が必要です)

適度な弾力とたわしの刺激がクセになる
さて、新・睡眠用たわしの気になる寝心地ですが、ここは個人差が大きく出るところです。
ほとんどの方は、頭を乗せた瞬間に今まで感じたことがない刺激に驚き、違和感を覚えるようですね。
しかし、時間が経つにつれて、たわしの刺激が頭皮をマッサージするような“快感”に変わっていき、違和感も「痛気持ちいい」という心地良さになります。
その一方で、たわしの刺激が強すぎるため、なかなかチクチク感に慣れない人がいるのも事実。
SNSなどネットに掲載されている新・睡眠用たわしのレビューの中にも、寝心地が悪いという感想が書き込まれています。
痛みに弱い方は、新・睡眠用たわしにそのまま頭を乗せて寝るのは無理と感じることが多く、慣れるまで3~4週間ぐらいかかることもあるようです。
こうした問題は、タオルを枕の上に敷くことで解決します。
はじめは、枕全体をタオルで覆って、たわしのチクチクを感じないようにした後、徐々にタオルの面積を小さくして頭皮をたわしに慣らしていけば、気が付いたら頭がたわしの刺激を求めるようになって、気持ちいいと感じることも。
もちろん、1カ月以上チクチク感を調整しながら寝ても、慣れない方もいます。
また、発売当初の新・睡眠用たわしは、裏表ともにたわしが張りめぐらされていたため、うつぶせ寝の方は顔にたわしの先端が刺さってしまい、まったく眠れないという問題も抱えていました。
その後、口コミやレビューでも多かったお客さんの声を枕に反映させるために、2つの品質改良が行なわれたのです。
うつぶせ寝でも使えるようになった
新・睡眠用たわしの表面にあるたわしのチクチクは、頭皮でもちょっと慣れるまで時間がかかるという方がいるぐらいなので、うつぶせ寝の方は使えないという欠点がありました。
この点も、レビューで多数の指摘がありましたね。
無理やり寝たとしても、顔にたわしが刺さって快眠どころではありませんし、肌へのダメージも深刻になって、シミやシワができやすくなるのです。
しかし、頭を乗せた時にヒンヤリすることや、夜中に蒸れるようなことが少ないこと、そして何よりも、丸洗いできるという機能が支持されて、うつ伏せ寝でも使えるようにしてほしいという声が、メーカーにたくさん寄せられました。
その声を受けて、これまでは枕の両面に配置していたたわしを表面だけにし、裏面はこれまた通気性の高いメッシュ素材に変更。
これによって、仰向け寝や横向き寝の方は表面で、うつぶせ寝の方は裏面でというように、あらゆる寝姿勢に対応できるようになりました。
また、たわし素材は弾力性に優れた繊維を柱状に配置し、立体構造になるように練り込む製法を採用。
従来製品でも、十分すぎる体圧分散力と通気性があったのですが、この改良によってさらに頭を点で支える力が増し、汗の吸収・放湿力も劇的に向上しました。
発売当初、この枕の商品名は「睡眠用たわし」でしたが、現在は「新・睡眠用たわし」となっているのには、こうした改良が施されたからです。
専用カバーの使用で、寝心地もさらにアップ!
もう1つ、注目したいのが、専用カバーも発売されたこと。
ポリエステル製の専用カバーは、新・睡眠用たわしの通気性を損なわないよう、カバー自体もメッシュ状になっていて、片面の中央に穴が開いているという形状になっています。
このカバーを新・睡眠用にかぶせれば、穴が開いている部分からのみたわし繊維が露出し、後頭部だけを刺激。
他の部分は触感の良いカバーでガードされますから、後頭部にしかたわしの刺激は加わりません。
こうした工夫により、横向き寝で顔の一部や首にたわしが当たる、という欠点が改善されました。
裏面は、カバーがたわし全体を覆うようになっていますから、チクチクの刺激はまったく発生しません。
このように、新・睡眠用たわしは、タオルや専用カバーの使用で、自分に最適な刺激を調整できるように進化したため、ネットでの注目度も再び上昇中。
さらに、姉妹品にあたるたわし素材の新製品「耳かき用たわし」も大評判になっているということもあって、テレビで紹介される回数も増加しています。
ちなみに、耳かき用たわしは、新・睡眠用たわしよりかなり柔らかい素材が使われていて、傷つきやすい耳の中をやさしく刺激しながら、たわしの先端部分で耳垢を絡め取るというグッズです。
耳掃除と同時に、リラックスのツボが刺激されるため、極上の快楽を得て仕事や人間関係でたまった疲れを癒します。
新・睡眠用たわしで寝る前に、耳かき用たわしで耳の中の疲れをかき出しておけば、さらにグッスリ眠れることが期待できますので、2つの商品をセットで使用してみてはいかがですか?
人気YouTuberのレビューや評価は?
さて、続いてネットの口コミやレビューと同じぐらい反応が気になる。人気YouTuberのヒカキンさんによる新・睡眠用たわしの評価をお伝えしましょう。
(YouTubeに、実際に商品を体験している動画がアップされています)
動画の冒頭では、だいぶ前に注文した気になる枕がようやく到着したと、かなりテンションが上がっている様子が映し出されています。
しかし、開封して睡眠用たわしに手が触れた途端、
「ええ?チクチクしているんだけど」
と刺激の強さに驚き、目が点に!
抱きしめたら
「痛いな、これ」
手で押したら
「めっちゃ、トゲトゲしている」
「ちょっと、痛いぐらいの感じ」
と首をかしげながら、快眠は期待できないんじゃないかと、ちょっと疑心暗鬼になっている様子。
その後、ヒカキンさんは自分のベッドに戻り、新・睡眠用たわしに頭を乗せて、実際に寝てみます。
まずは、横向き寝で。
開口一番
「あああーーーー」
「悪くない、これ」
見た目とは裏腹の心地よさに、驚きを隠せません。
顏にたわしが当たっているのに、
「チクチクしているけど、痛くはないわー」
「スポンジみたいな感じで、すげ-」
などと、大喜び。
続いて、仰向け寝に姿勢を変更。
「頭皮がマッサージされているみたいで、これ、いい!いい!!いい!!!」
かなり気に入った模様。
その後、いろんな寝姿勢でたわしの感触を楽しんでいるうちに動かなくなり、いびきをかき始めました。
どうやら、寝落ちしたようです・・・。
それから約3時間後、スマートフォンの目覚ましが鳴り、起き上がったヒカキンさんは、睡眠用たわしで寝た感想の解説を始めました。
「寝起きの違和感もなく、首もおかしくなっていない」
「はじめてなのに、心地よかった」
「枕に汗も含まれていない」
睡眠時間が短かったにも関わらず、かなり深い眠りが得られたようです。
最後に、睡眠用たわしの総評。
「最初は、チクチク気になった」
「でも、ひと晩使っただけで刺激がクセになっている」
「汗がたまらず、めちゃくちゃよかった!」
大満足だったようです。
実際の動画は、YouTubeで「ヒカキン 睡眠用たわし」というキーワードを入力して検索して、チェックしてみてください。
生の反応が、面白おかしく楽しめますよ!

誰もが気になる枕のポイントを“解体”して検証開始!
ここまでの解説で、新・睡眠用たわしの機能性の高さや、クセになる触感などが伝わったでしょうか?
次は、なんと新・睡眠用たわしを解体して、面白い?角度からその機能や使い勝手をレビューしていきます。
まずは、表面を覆っているたわしを、このように外して中材を取り出してみます。
(ちょっと、もったいない気がしますが・・・)
中材が取り出せました!
透明なポリエチレンは意外とかさがなく、触った感じでは柔らかくもなく硬くもなく、心地よい柔軟性がありますね。
目に付くのは、ポリエチレンのメッシュ構造で、空間がたくさんできているため、通気性のよさが見ただけで分かります。
ここでいきなりですが、部屋の電気を消して中材の下から懐中電灯を当ててみます。
光をこんなに通します。
ものすごい、透過性です。
素材の持つ撥水性とこの機能があいまって、水洗いをしてもすぐに水分が流れ出ていくという、これまでの枕にはない特長を生み出しているのでしょう。
実際に、中材にシャワーを当ててみますと、
このように水がそのまま通過していく感じで、あっという間に流れ落ちてゆきます。
洗った食後に軽くふって水気を落とし、手で押してみたところ
水気はほとんどありません。
陰干し30分で完全に乾き、布団で使えるようになるというのも、これで納得です。
中材のクッション性とたわしの硬さで頭圧分散
このポリエチレン素材の中材、繊維は硬いですが直接頭に触れることはないので、その点は問題なしです。
むしろ、密集した繊維の中に広い空気の層が目でも確認できますので、この通り、クッション性がバツグン!
たわしの先端で頭部を支えつつも、中材で適度なクッションを聞かせているため、チクチク感に慣れたら寝心地はものすごいよいと感じることでしょう。
ただし、何年も使っているうちに中材がつぶれていき、空気の層が小さくなることも考えられますね。
実際に使ってみないと分かりませんが、空気の層の割合が減るとクッション性が失われてしまいますし、頭圧分散もうまくできなくなって、寝心地が低下する可能性はあるのでは?
しかし、低反発ウレタンやポリエステル綿などは、発汗による水分で湿度が上がったり、ダニの死骸やフンがたまることで“へたり”がひどくなります。
その点、新・睡眠用たわしは、こまめに丸洗いすることで、ダニのエサとなるフケや古い角質などをカンタンに落とせてしまいますし、ダニが好む多湿状態にもなりにくいですから、他の枕と比べたら機能が維持できる期間は長いと思われます。
つまり、寝心地のよさがかなり持続するであろう、ということです。
(あくまでも、個人的な推測です)
たわしの刺激はやっぱり強い!
続いて、たわし素材のレビューです。
口コミやヒカキンさんの動画でも指摘されていましたが、やっぱり少し痛いです。
恐る恐るたわしに手を乗せて、徐々に力を加えていくと、手にこのような跡が付きました。
しかし、ここであることに気づきました!
レビューする前は、押す力を加えると、たわしの先端が突き刺さっていくものと想像していたのですが、たわし繊維にも適度な柔軟性があるため、クッション性がはたらいているのです!
上の写真で、たわし繊維がしなって、手の圧力を和らげているのがお分かりいただけると思います。
なるほど、他の方のレビューにもありましたが、次第にチクチクに慣れていくというのは、こうやって頭部がやさしく支えるからなんですね。
今回の検証では、手に加わる感触で刺激を確かめましたが、これが頭だったら髪の毛というもう1つのクッションもありますし、枕にかかる圧力の範囲も広くなるため、適切な頭圧分散になるのでしょう。
ヒカキンさんが新・睡眠用たわしに頭を乗せた後、“スポンジみたいな感じ”とコメントしたのにもうなずけます。
たわしの上に絹ごし豆腐を乗せてみた
続いて、こんな実験をやってみました。
やわらかい絹ごし豆腐を、新・睡眠用たわしの上に乗せています。
豆腐の重さは300グラム。
頭部よりはるかに軽いですが、みなさんもご存知の通り、豆腐の表面はかなり柔らかいですから、
「たわしが豆腐に刺さる」
という結果を想定していました。
しかし、思ったほど豆腐にダメージは加わりません!
(新・睡眠用たわしに乗せた後の裏面)
そこで、少し豆腐に重さを加えてみました。
豆腐の上に乗っているボウルには水が入っていまして、その重さの合計は200グラム(豆腐も合わせると500グラム)です。
少し、たわしが刺さった跡が目立ってきましたね。
今度は、水をふやして1キロで検証してみました。
(トラブル発生・・・(苦笑))
さすがにここまで重くなると、たわしでできた穴が目立ってきますね。
しかし、この実験で、新・睡眠用たわしには、想像以上の圧力分散機能と、軟らかさがあることが分かりました。
これなら、公式サイトや説明書にも記載されているように、タオルを敷いて刺激の強さを調整することで、自分にとって“最適なチクチク感”にできます。
頭皮の血行が悪くなっていて、皮膚が硬くなっている方は、たわし繊維の先端でもみほぐされるので、ヒカキンさんのようにたった1日の使用でクセになるのでしょう。
実際に痛みに弱い娘で人体実験
私も妻も、刺激には強いため、実際に新・睡眠用たわしに頭を乗せたら、ほんの数秒で”快感“が発生しました。
これでは検証にならないため、痛みの刺激に弱い娘を連れてきて、再度、実験!
ヒカキンさんの動画を再現しているかのうように、
「なにこれ、痛い!チクチクしているんですけど!」
「こんな枕で寝るなんて、ムリ!ムリ!!ムリ!!!」
「顔が当たったら、跡がついて消えなくなっちゃうよ」
ネガティブなコメントが続出。
しかし、無理やり頭を乗せさせてしばらく感触の変化を体感してもらったところ
「あれ?意外と痛くないよ!」
「むしろ、気持ちイイ!」
「首の高さもちょうどよくって、頭が浮いている感じ」
と、意外性に驚きを隠せない様子。
父親の仕事だからといって、気の利いたコメントをするような娘ではないので、正直な感想だと思います。
そして、ひと晩使ってもらった後は、やっぱりヒカキンさんのようなコメントが出てきましたね。
「この枕、クセになるわ!ちょうだい!!」
目が覚めた瞬間から、今まで感じたことがない爽快感が頭を包み込み、朝までグッスリ眠れたとのこと。
娘は眠りについてから起きるまで、毎晩2回ぐらいはトイレに行きたくなって目が覚めているのですが、新・睡眠用枕を使った昨晩は、
「寝て夢も見ず、すぐに朝が来た」
そうで、深い眠りが得られた様子。
今までの睡眠の質が悪すぎて、寝具環境も悪かったことも間違いなく関係していると思いますが、この実験結果を見る限り、新・睡眠用たわしには、見た目からは到底想像できない、相当高い快眠サポート力があると思われます。
SNSの口コミやレビューと実験結果を比較
最後に、新・睡眠用たわしの口コミや、他の方のレビューの中で気になったポイントを、今回の実験結果をもとに比較してみました。
気になる口コミ①:頭の感触はいいが、首のチクチクが気になる
睡眠用たわしを覆っているたわし素材は、表面全体にわたっています。
そのため、首の部分にたわし繊維が触れると、頭皮のように髪の毛のクッションがないため、気になるチクチク感が続くことも。
だからといって、枕に首が当たらないように頭を乗せてしまうと、敷布団と首の間にすき間が開いてしまい、これが肩こりや首の痛みにつながってしまうのです。
こんなケースでも役立つのが、タオルです。
上の写真のように、通気性のいいタオルを1枚首元に敷いて寝れば、気になる刺激はかなり軽減できますよ。
気になる口コミ②:枕の表面にゴミがつきやすい
新・睡眠用たわしの表面は、普通の枕のように平面ではなく、“穴が開いたカバーの上に、たわしの繊維が生えたような状態”になっています。
繊維と繊維の間は大きな空間ができていますので、ここにゴミが入り込んだり、髪の毛が絡まったりするんですね。
この問題は、カンタンに解決できます。
枕の上部に輪っかが取り付けられていますので、壁などにフックを取り付けて、使用後はここにかけておきましょう。
また、髪の毛はコロコロを使えば、すぐに取り除けます。
ただし、強い力を加えると、素材の劣化が早まるかもしれませんので、やさしい力でコロコロしてくださいね。
気になる口コミ③:枕が低すぎる
一般的に、男性は高さのある枕を、女性は低い枕を選ぶ傾向にあります。
新・睡眠用たわしの高さは6.5センチありますので、少し低いと感じる方もいるでしょう。
そんな時は、枕の下に折りたたんだバスタオルなどを敷いて、最適な高さに調整してみましょう。
徐々に枕を高くしていって、
「ここだ!」
という位置をキープして、首と敷布団の間をチェックしてみてください。
ここにすき間がなければ、周辺の筋肉に余計な力がかかりませんから、朝起きた時にコリや痛みを感じることは少なくなりますよ。
今回のまとめ
貴重な枕を解体してまで、素材の性能を検証した今回のレビュー、いかがだったでしょうか?
新・睡眠用たわしは、他の枕にない機能があるうえに、通気性やクッション性がずば抜けていますので、「絶対に試す価値がある逸品」だと思います。
もし、たわしのチクチクに慣れることができなかったとしても、丸洗いできる枕として衛生的に使えますから、買って損したと感じることは少ないでしょう。
最後の最後に、実験と考察の結果で分かってきた、「新・睡眠用たわしが向いていない人」の特徴をまとめてみました。
・蒸れてもいいから、低反発ウレタン素材に頭を乗せた時のように、やさしく包まれた感覚で眠りたい
・寝心地より、デザイン性を優先したい
・頭が温かくなっているほうが、寝つきがいい
デザインに関しては、人によっては”クール“と感じる人もいると思いますよ。
(わたしを含めて)
以上の検証結果とまとめを踏まえて、今使っている寝具で満足していない方や、もっと上質な眠りを得たいという方は、いますぐ予約してみてはいかがでしょう?