寝具ケア

【布団のダニ対策の基本から裏技まで】天日干しだけでは効果なし?

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寝具ケア

夜中に目が覚める原因はダニかも?

布団に入って眠りについても、寝ているうちにカラダがかゆくなって目が覚めることはありませんか?

また、起きたらからだを掻きむしった跡があったり、虫に血を吸われたような傷ができていたりしたら、それは布団の中で繁殖しているダニの仕業かも?

わたしたちは寝ている間に、コップ1杯ぐらいの汗をかくのですが、これは暑い夏に限ったことではなく、寒い冬でも同じこと。

夏は室温によって発汗量は増えますし、冬でも200mlぐらいの汗はかくのです。

さらに、布団に入って寝ていると、体温の影響で熱がこもって湿度が上がります。

こうした高温・多湿の環境が、ダニにとっては一番好ましい棲み処となってしまうのです。

さらに、カラダから出る垢などが、寝ている間にはがれ落ちて布団に付着しますから、ダニはこれをエサにしてどんどん繁殖。

汗の量やケアの頻度、方法によっても変わってきますが、一般的に布団の中には数十万匹ものダニがいるとされていて、さらに、ダニの死骸やフンまでもびっしり入り込んでいます。

どんな布団にも、必ずダニは生息していますし、徹底的にケアをしていても、その数をゼロにすることはできません。

ここでは、ダニの生息を極力抑える対策と、正しいケアについて学んでいきましょう。

【布団のダニ対策の基本から裏技まで】天日干しだけでは効果なし?

ダニがカラダに及ぼす影響

布団に生息するダニは「ヒョウダニ」という種類で、外出した時に頭髪や衣服、バッグなどに付着し、それが付いたまま自宅に帰ってきて、部屋に移って棲息するようになります。

そして、このダニが布団に付着するとどんどん繁殖していき、枕にも生息場所を広げてさまざま悪影響を及ぼすのです。

では、ダニの影響で発生する症状や生活への影響を確認していきましょう。

肌がかゆくなる

布団に生息するヒョウダニは、人を噛んだり血を吸ったりすることはありません。

湿疹やかゆみなどを発生させるのは、ダニの死骸やフンによるアレルギーが原因で、一度発症すると継続する傾向に。

全体のダニの数からすると割合は少ないですが、ツメダニが寝具で増殖すると、寝ている間にかまれることがあり、痛みを発生させます。

目がかゆくなる

ダニによるアレルギー反応は、背中や腕、足だけでなく、目にも及ぶことがあります。

起きると目が充血していて、かゆみなどを伴うことが多い時は、眼科に行って診察を受けるべきです。

この症状も、生きているダニではなく、ダニの死骸やフンが影響しています。

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顏がかゆくなる

顏の肌から分泌される皮脂は、ダニの大好物なのです。

寝ている時や起床時に顔がかゆい、顔を掻いた跡があるという場合は、ダニが付着している可能性があります。

洗顔が最善の対策になりますから、丁寧に顔を洗ってダニを洗い流すようにして下さい。

眠りが浅くなって疲れが取れにくくなる

寝ている間にダニやその死骸などの刺激を受けると、深い眠りが妨げられるだけでなく、かゆみで目が覚めて、朝までグッスリ眠れなくなります。

寝具環境を改善しないと、アレルギー反応も治まりませんから、睡眠中の回復するハズの疲労やストレスがどんどんたまってゆき、カラダの免疫力は低下。

そして、さまざまな病気を引き起こしやすい状態になるのです。

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以上の説明を読んで気付いたと思いますが、生きたダニよりも、死んだダニとそのフンによる影響が圧倒的に大きいのが、ダニアレルギーの特徴です。

このアレルギー源を増やさないようにするためにも、ダニが棲息しにくい環境を作ることと、ダニと一緒に死骸とフンも除去する対策をこまめに行ないましょう。

ちなみに、ダニが繁殖しやすい温度は25~35度、湿度は60%以上となっています。

冬などは、布団に入った瞬間はヒンヤリしていますが、時間が経つにつれて温度は上がり、汗をかくとこの条件に近い環境になるのです。

さらに、寝具の通気性が悪く、汗の湿気をすばやく放湿できないと、寝具を使度に湿度がどんどん上がってゆき、ダニとその死骸・フンだらけになってしまいます。

ダニ対策は、一年中行うのが基本です!

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ダニ退治に効果がない2つの方法

布団のダニ対策として、みなさんも実施しているのが天日干しですね。

布団に太陽光を当てれば内部に熱がこもり、ダニが死滅するというのが一般常識です。

【布団のダニ対策の基本から裏技まで】天日干しだけでは効果なし?

しかし、ダニは60度以上の環境にならないと死滅しません。

太陽光を布団にあてただけでは、表面が高温になるだけで、内部は60度に達することはないのです。

それに、布団の内部が暑くなっても、ダニは温度が低い場所に移動していきますので、繊維の奥へと逃げていきます。

布団にこもった湿度を放湿するのに天日干しは効果的ですが、ダニ退治にはつながらないということを、まずはしっかり覚えておきましょう。

また、天日干ししながら、布団叩きで寝具をバシバシ叩く行為。

昔からよく見る光景ですが、布団叩きという専門のグッズが販売されているにもかかわらず、ダニや死骸対策にはまったくの逆効果!

ダニの死骸やフンが布団の表面に出てきて、アレルギー症状が強くなる可能性がありますし、生きているダニは刺激を受けて布団の奥に逃げてゆきます。

布団を叩いた後に、掃除機をかけて死骸とダニを吸い取れば、多少、その数を減らすことはできますが、寝具の内部にダニがいる限りこれらのアレルゲンは増えていきます。

むしろ、布団に大きな刺激を与えることで寝具の機能が低下し、通気性が悪化することを考えると、布団叩きはしないほうが無難と言えるのです。

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6つのダニ退治方法メリットとデメリット

では、生きたダニを死滅させ、死骸とフンを取り除くには、どのような方法が効果的なのでしょうか?

ここからは、6つのダニ対策のメリットとデメリットを紹介していきます。

【布団のダニ対策の基本から裏技まで】天日干しだけでは効果なし?

1.布団専門のクリーニングに出す

布団のダニ対策で一番のおすすめは、布団専門のクリーニングに出すことです。

布団を傷めることなく、個人で布団に付着したダニやフンなどを落とすのは、ほぼ、不可能に近いです。

その点、クリーニングのプロにお任せすれば、専用の洗剤や薬剤でダニを死滅させ、糞や死骸も取り除くことができます。

費用が掛かる(5,000円~)のが大きなデメリットですが、布団全体のクリーニングにもなって、臭いをなくすとかシミを消せるといったメリットもあります。

また、クリーニング店ではプロがケアしますので、素材によっては通気性や反発力などの機能が回復し、布団の寿命が延びることにもつながりますね。

クリーニング店を選ぶ時は、糞と死骸をしっかり落とせる「水洗いクリーニング」で対応しているところを選んでください。

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2.高性能な布団乾燥機を使う

60度以上の温度になる乾燥機で、表面からだけでなく、裏面からも熱を加えれば、生きたダニを死滅させることができます。

ただし、ほとんどの乾燥機は90分間隔でホースの位置を変える必要があるので、ダニ退治に5~6時間ぐらいかかるというデメリットがあります。

また、糞などは乾燥機をかけた後、吸引力が高い掃除機で吸い取る必要がありますので、手間はさらにかかります。

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その代わり、布団の中の衛生度はグンとアップしますので、時間がある方にはおすすめの対策と言えるでしょう。

3.布団干し袋を使った天日干し

天日干しだとダニ対策が不十分ですが、専用の布団干し袋を使えば、熱の吸収率が格段にアップしますので、ダニの死滅効果が期待できます。

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さらに、天日干しの後に、丁寧に布団を吸引することで、アレルギー源の除去対策もある程度進むでしょう。

しかし、日差しが弱くなる季節だと布団の温度が上がらず、ダニを死滅させられないというデメリットも。

むしろ、寒い日は湿気で布団にさらなる湿気がこもり、寝具環境が悪化することも。

気温が高い夏のダニ対策としては有効ですが、秋冬の気温が下がる時期や、花粉の飛散が増える春は布団乾燥機による対策を取り入れてください。

4.コインランドリーでの洗浄

洗える素材の布団を使っていて、自宅近くにコインランドリーがある場合は、洗濯した後に死骸やフンを掃除機で吸い取るという対策がおすすめ。

自宅の洗濯機よりしっかり洗えますし、乾燥もしっかり行なえます。

布団の持ち運びが面倒ですが、1回1,000円以下でケアできるというのは、うれしいポイントですよね。

ただし、洗える素材であっても、寝具の傷みは激しくなりますので、そんなに頻繁にケアできないというデメリットがあります。

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5. スチームアイロンをかける

こちらも素材によりますが、アイロンをかければ100度近くのスチームを布団の中に送り込むことができますので、効果的なダニ対策になります。

しかし、布団にダメージがかからないように、布を当てながらゆっくり行なう必要がありますので、相当手間がかかるのがネック・・・。

さらに、スチームでダニは死滅させられても、中に湿気が残ってしまいますから、布団乾燥機でしっかり乾かす必要があります。

6.ダニ用のスプレーをかける

ダニを殺菌する効果があるスプレーだったら、布団に吹きかけるだけでOKなので、手間もかかりません。

スプレーの値段も安いというのも、大きなメリットです。

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スプレーが乾いた後に掃除機をかければ、アレルギー源も吸い取れるでしょう。

しかし、スプレーの成分が原因で新たなアレルギーを発生させるというリスクがあります。

また、成分によっては、わたしたちの肌に存在する常在菌(ウイルスや細菌のダメージから守る)まで死滅させるので、肌の健康問題が起きることも。

今回のまとめ

以上、6つのダニ対策を紹介しましたが、ケアの後はダニ取りシートや吸湿シートを使うことを忘れずに!

また、布団を敷きっぱなしにしない、朝起きた時は掛布団をはがして湿気を放湿するといった工夫も実践してください。

【布団のダニ対策の基本から裏技まで】天日干しだけでは効果なし?

ダニとアレルギー源の除去だけでなく、繁殖防止対策も必ず行なうことが、非常に重要だということを覚えておきましょう。

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