寝具ケア

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

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枕の耐用年数、ご存じですか?

毎晩眠るとき、必ず使う枕。

人間は人生の3分の1を睡眠にあてますから、その時間を一緒に過ごす枕には、こだわりを持ちたいものです。

最近では、素材にこだわっている人も増えているようですが、枕の耐用年数にまで気を配っている人は少ないようですね。

でも、いくら機能性が高い枕でも、何年も同じ枕を使っていると、ヘタったり固くなってしまったりして、快適な眠りの妨げになってしまうのです。

そこで今回は、朝までグッスリ眠り、1日の疲れやストレスをしっかり解消するためにも、枕の機能で重視するポイントと、買い替えのタイミングについて解説してゆきます。

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

古い枕を使い続けることで生じるデメリット

枕の替え時についてお話する前に、古い枕を使い続けることで生じるデメリットについて説明していきましょう。

大手布団メーカーが行なったアンケートによると、枕の使用年数は3~5年が約25%と最も多く、5~10年が約23%となっています。

驚くのは、10年以上も使用しているという人がなんと、12%もいるということ!

この結果をみても、一度使い始めた枕は、長く使い続ける人が多いことがわかります。

でも、同じ枕を何年も使うことは、良いこととはいえません。

人間の頭は、体重の約8%もの重さがあります。

重い頭を長年支えていれば、初めは頭の高さにピッタリした枕であっても、やがてへタって低くなり、首や肩に負荷をかけてしまうのです。

しかも、一部の丸洗いできるものを除いて、ほとんどの枕は洗濯ができないので、衛生状態も悪くなります。

布団に入ると顔や頭がかゆくなるという人は、寝ている間にかいた汗が枕に染み込んで、ダニやカビが繁殖し、その影響で眠りが妨げられているかもしれませんよ。

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

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枕の寿命は素材によっても変わる

枕の耐用年数は、中身の素材によって違います。

では、素材別にチェックしていきましょう。

・わた

枕に使用されているわたは、ポリエステルとコンフォロフトが一般的。

ポリエステルわたの場合、弾力性がなくなり、ヘタってきたなと感じたら買い替えるようにしてください。

また、ポリエステル枕には、洗濯ができるタイプとできないタイプのものがあります。

ホコリを溜め込む素材なので、洗えない枕の場合は、さらに早い買い替えが必要ですね。

ポリエステルわたの耐用年数はおおよそ1~3年程度と、短めであると覚えておきましょう。

一方のコンフォロフトわたは水洗いできるので、常に清潔な状態で使うことができます。

さらに、ポリエステルわたと比較すると、寿命が長いのも嬉しいポイントですね。

こちらも、弾力やボリュームに乏しくなってきたなと感じたら、買い替えを検討しましょう。

交換の目安は、3~5年くらいです。

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・羽根、フェザー

空気を包み込んで膨らむタイプの羽根やフェザー枕の場合は、押しても元に戻らない、カサ高が低くなったと感じたら、交換の時期と考えましょう。

また、枕の中で羽が折れたりすると、枕の側生地から突き抜けてしまいます。

枕の中から羽根が出てきてしまったら、枕の寿命だと思ってください。

羽根、フェザーの場合、大体1~3年くらい使用すると、上記のような状態になることが多いです。

・低反発ウレタン

モチモチとした感触が気持ちいいと評判の低反発ウレタンは、大手通販サイトでも売上ランキング1位になっています。

特徴であるモチモチ感が感じられなくなったり、反発力の低下が著しくなったりしたら、替え時です。

低反発ウレタンの場合は、6ヶ月~3年くらい経つと形が崩れ、復元しにくくなることが多いですね。

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

また、低反発ウレタンは耐圧分散をして頭を支えるはたらきがありますが、ヘタるとこうした機能も失われてゆきます。

ウレタンが黄色く変色しても問題はありませんが、黒ずんできたらカビが繁殖している可能性もありますので、交換をおススメします。

・高反発ラックス

高反発枕には、弾力性に富み、高い反発力のあるラテックスという素材が使われています。

手で押すと、ギューっと収縮できて小さくなり、手を離すと時間をかけて元通りの形にもどるのが特徴。

やわらさがありながら、シッカリと頭部を支えてくれるので、低反発ウレタン同様、人気があります。

ラックスはゴムの木から採取される樹脂を加工して作られている天然ゴム素材で、自然の植物による抗菌作用を持っていますが、この機能も時間の経過とともに低下していくのです。

ボリュームが無くなって、ペタンとしてきたと感じたら、買い替えるタイミングがきたと思って下さい。

ラテックス素材は塊ではなく、円柱状に小さく砕いて詰めているので、素材同士がくっ付くことがなく、非常に高い通気性があります。

湿気を逃がしやすい構造なので、カビやダニが繁殖しにくく、劣化のスピードも他の枕より遅いので、大切に使えば割と長期間使えます。

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・パイプ

プラスチック製のストローを細く切ったような形をしているパイプは、空気の層の面積が非常に広いため、バツグンの通気性を誇ります。

パイプがつぶれて、枕がボリュームダウンしたなと感じたら、取り換えることを考えましょう。

パイプ素材は3~5年と長く使えますし、ほとんどの枕が洗えるので、ケアしやすい枕と言えますね。

・そばがら

昔から、日本で使われているそばがらの枕。

使っているうちに中身のそばの粉が出て来たら、すぐに枕を取り換えましょう。

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

そばの粉は、鼻炎やぜんそくを引き起こす原因となりますし、ムシが付きやすくなります。

耐用年数は、半年から1年くらいと覚えておいてくださいね。

・ひのき

良い香りに包まれて眠れると人気のひのき。

ひのきは建築素材や家具などにも使われていて、丈夫で長持ちする素材ですが、使っているうちに香りが感じられなくなるので、香りを楽しみたい方は、専用のオイルなどを購入して素材に振りかけるといいでしょう。

1~3年くらいは快適に使えるひのき枕ですが、木が汗の水分を吸い過ぎると、機能低下が早くなります。

パイプ枕同様、かさが低くなってきたら買い替え時だと考えてください。

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・ビーズ

この素材を使った枕は、ビーズ自体がつぶれて、カサが減少したら替え時です。

ビーズは丈夫な素材なのですが、形を変えて柔軟に使える分、生地へダメージがかかってしまうため、中身よりも側生地が破れて使用できなくなるというケースが多いようですね。

ビーズ素材の中で、特に人気があるのが、コルマミニボールと呼ばれるものです。

まん丸の形をしていて、高いクッション性を持っているのですが、使っているうちに、だんだん復元するパワーが衰えていき、丸い形をキープできなくってゆきます。

形が崩れると枕のボリュームがなくなるので、このタイミングで買い替えましょう。

コルマミニボールを含め、ビーズ枕は側生地に問題なければ3~5年と、長期にわたって使用できます。

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いらなくなった枕は「燃えるゴミ」?

枕の交換を考えた時に気になるのが、

「いままで使っていた枕をどうやって処分したらいいか?」

ということですよね。

枕の捨て方は、各地の地方自治体によって違います。

新しく枕を買い替えることを検討したら、事前にお住いの市区町村の役所に電話で問い合わせをするか、ホームページで調べてみましょう。

下記に、一部の自治体の扱いを記しますので、参考にしてみてください。

・北海道札幌市

指定のごみ袋に収まれば、可燃ゴミとして捨てることができます。

それより大きいものは粗大ゴミとして扱われます。

・東京都新宿区

一片の長さが30㎝以下なら、可燃ゴミ扱いとなります。

それ以上は、粗大ゴミ扱いとなります。

・神奈川県横浜市

枕は可燃ゴミとなります。

・千葉県流山市

わたやそばがら素材の枕で、1辺が50cmより小さい場合は燃えるゴミ扱いです。

50cmより大きいものは、粗大ゴミ扱いとなります。

スポンジ入りの場合は、1辺が1メートル未満は燃えるごみ扱いで、1メートル以上は粗大ゴミとなるなど、素材によって異なります。

・沖縄県 那覇市

指定のごみ袋に収まるサイズまでは、可燃ごみとなります。

それより大きいものは粗大ごみです。

枕の寿命を見極めるポイント!機能が低下した枕が与える悪影響とは?

今回のまとめ

枕の寿命は、想像していたより短いと感じた方も多かったのではないでしょうか。

買い替えのタイミングは、住環境や使用頻度によっても変わってきますが、今回ご紹介した耐用年数を目安に、改めて枕の寿命について考えてみてくださいね。

なかなか寝付けない、寝苦しくて夜中に何度も目が覚めるといった悩みを長年抱えていた方が、枕を替えたらグッスリ眠れるようになったということは、意外と多いです。

RAKUNA

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