【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

寝具ケア

そもそもダニはどうして自宅で発生する?

夜中に頭やカラダがムズムズして、目が何度も覚めるという経験、みなさんにはありませんか?

もしかしたら、グッスリ眠れない原因は、ダニかもしれません。

ダニはクモの仲間で、わたしたちが外出している時に、カラダや衣服、持ち物(バッグなど)に付着します。

そして、自宅に戻ってくるまで離れずに、それらが部屋中に散らばって、カーペットや布団、洗濯した衣服やぬいぐるみなど、あらゆる場所で繁殖。

そして、人間の血を吸ったり、古くなってはがれ落ちた角質をエサにしたりしてどんどん数が増えてゆくのです。

どんなに掃除を徹底していても、ダニがいない家はないと言われていますが、人間は免疫力を持っていますので、少量のダニでしたら、さほど健康を害すほどの問題には至りません。

しかし、ダニは生命力と繁殖力が強いため、大量発生した時には、カラダがかゆくなるとか、目や頭皮を棲み処にするなんてことも・・・。

まずは、みなさんの自宅にダニが大量発生する環境がないか、チェックしてみましょう。

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

ダニが大量発生する原因①:湿度と室温が高い

カビと一緒で、ダニは高温・多湿の環境を好みます。

とくに湿度が60%、室温が25~28度ぐらいになると大量発生しやすく、これ以下の低温環境になっても死滅することはなく、行動力が低下するだけです。

ただし、湿度が極端に下がると死滅しますので、ダニ対策の基本は”湿度のコントロール“と覚えておきましょう。

ダニが大量発生する原因②:繁殖しやすい場所がある

布地のある場所は、ダニの格好の棲み処となります。

生殖しにくい環境(高温や低温)になったら、生地の奥に入って生命維持できる場所に移れるので、冬は布団やぬいぐるみの奥にダニが逃げていると認識してください。

ダニが大量発生する原因③:食料が豊富にある

ダニは人間の血を吸って栄養を得ていますが、ほかにも頭から出るフケや、肌からはがれ落ちる古い角質なども大好物。

もちろん、食品のカスなどもエサとして繁殖しますので、食べ物をこぼしたらすぐに取り除くことも重要です。

スナック菓子のように、パラパラした食べ物をこぼしたら、すぐに掃除機でカスを吸い取った後、中性洗剤を含めた雑巾で布を叩き、食品の油汚れも落とすようにしてくださいね。

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正しい布団のダニ対策と注意点

上記のように、ダニが好む環境が分かれば、このにっくき生物が寝具に大量発生するのは理解できますね。

ダニを繁殖させないためにも、みなさんもいろいろな対策を講じていると思いますが、間違った方法で対処していると、知らず知らずのうちにダニが棲みやすい環境を作ってしまっていることも多いので、あらためて重要なポイントを抑えていきましょう。

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

①天日干しは布団が50度以上になるように

ダニ退治として多くの家庭で行なっているのが、布団の天日干しですね。

しかし、日光の強さや日の当たり具合によっては、布団の温度がダニの死滅温度(50度以上)に達しないこともあります。

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

また、布団の表面が熱くなるだけだと、ダニは温度が低い布地の内部に移動してゆきますから、退治できていないケースも多いのです。

こうしたダニの特徴を考えて、布団干し袋を使って天日干ししてみてください。

布団を袋に入れる作業は少し面倒ですが、このグッズを使うと袋の内部が50度以上になりますので、多くのダニが死滅します。

ちなみに、天日干しの際に布団を叩く人がいますが、この行為は絶対にNG!

布団の繊維を傷めてしまいますし、ダニの死骸やフンが布地の表面に出てきますし、刺激を受けた布団の奥にいたダニも出てくることも。

さらに注意したいのは、天日干しをする時間帯です。

夕方近くになると湿度が高くなり、布団が湿気を吸ってダニが好む環境になってしまいますから、晴れた午前中のうちに2時間程干すのがポイントです。

②布団乾燥機は“ダニ退治機能”に注目

最近の布団乾燥機は高性能化していて、湿気を飛ばすだけでなく、ダニの繁殖を抑える機能が搭載された商品が増えていますね。

しかし、商品説明をよく見てみると、「ダニ退治」と「ダニ抑制」など、機能が多種多様であることが分かります。

ダニをしっかり死滅させられるのは、ダニ退治機能のほうで、ダニ抑制機能は文字通り繁殖数を抑えるためのものです。

この2つの機能が両方搭載されている商品もありますので、その場合は、夏のように寝ている間にかく汗の量が増えるシーズンはダニ退治機能で、冬はダニ抑制機能を頻繁に使うなどして、寝具環境を快適に保ってください。

また、ダニはフケが多く付着する布団の上部に多く生息している傾向がありますので、この部分は重点的に布団乾燥機をかけるというのも効果的ですよ。

そして重要なのは、布団乾燥機をかけた後の処置です。

そのままだと、ダニの死骸が布団に残って、寝ている間のカラダのかゆみにつながってしまいますから、掃除機でしっかりカスなどを吸い取ってください。

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③布団を丸洗いする

生命力が強いダニは、なんと洗濯機で丸洗いしても死滅しないのです。

丸洗いできて、防ダニ機能がある寝具を洗濯していても、ダニ対策は不十分だと思ってください。

ただし、布団を丸洗いすることで、ダニのエサとなるフケや皮脂などは除去できますので、ある程度の防ダニ効果は期待できるでしょう。

天日干しや布団乾燥機はこまめに行ない、時間がある日は布団を洗濯する。

そして、布団カバーだけでなく、枕カバーも数日おきに交換するというのが、手間はかかりますがダニの数を減らし、繁殖しにくい環境をキープするのにおすすめです。

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

④ダニを死滅させるスプレー剤を使う

ドラッグストアなどで売っているスプレー剤を寝具にかけると、表面に生息しているダニは、ある程度死滅させることができます。

布団の天日干しや丸洗いをする時間がとれない忙しい人にとっては、とっても重宝するアイテムですが、スプレーから噴射される液剤は布団の奥まで浸透しませんので、あくまでも表面のダニ対策にとどまります。

また、ほとんどの商品には香料が使われていて、スプレーを使った後に不快感が残ることは少ないですが、肌が敏感な方は、含有成分の影響でかぶれる可能性があることも覚えておきましょう。

あらゆる手を尽くしてもダニが減らなかったら?

毎日のように、布団の表面から中までダニ対策を徹底していても、寝具としての機能が低下していたのでは、その効果はあまり期待できません。

布団も枕も、使用年数の目安がありますから、一度、メーカーに問い合わせてみましょう。

使用年数をとっくに超えている場合は、すぐにでも寝具を買い替えるべきです。

【布団のダニ対策】間違った天日干しや布団乾燥機の使用は逆効果?

また、寝返りが打ちにくい、汗をかくとすぐに寝具がジメジメするといった症状がある場合は、布団の反発力が失われていますし、吸湿性と放湿力が低下していると考えられます。

こうなると、布団のケアはその場しのぎにしかなりませんから、やはり買い替えと言う選択が賢明と言えますね。

機能性が高い寝具を手に入れて、布団をしまう押し入れなどの除湿も徹底し、マットレスの下などに防ダニシートを敷いて、朝までグッスリ眠れる快適な環境を作ってみてください。

また、防ダニ布団、シーツ、枕などを使うのも1つの手ですが、天日干しするとダニの繁殖を抑える機能が低下したり、薬剤を使わない代わりに吸湿性の低い繊維を使っていたりする商品もあります。

寝具の買い替え時は、こうした注意点をよくチェックして、自宅の環境や自分の体質なども考慮して、慎重にアイテムを選ぶようにしてくださいね。

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