天気痛が酔い止め薬で治るって本当?科学的に検証してみた!

天気痛が酔い止め薬で治るって本当?科学的に検証してみた!

天気痛・気象病

酔い止め薬が天気痛に効果がある?

さまざまな症状を引き起こして、日常生活の質を下げてしまう天気痛。

この病気に悩む人が増えている一方で、病気の治療は確立されていません。天気痛は気圧の変化だけでなく、その人の体質なども複合的に重なるからです。

ところが先日、某テレビ局でこんな特集をやっていたのです。

「天気痛は、車などの酔い止め薬を飲めば治る!」

有名な健康情報番組なので、ご覧になった方もいるかもしれませんが、果たして本当なのでしょうか?

まず、酔い止め薬のはたらきについてチェックしておきましょう。

乗り物酔いは、車やバス、船などに乗ったときに感じる加速感や揺れが不快に感じて、嘔吐などの症状を発生させます。

天気痛が酔い止め薬で治るって本当?科学的に検証してみた!

人間の脳は周辺の景色や、耳などで感じる平衡感覚、筋肉の動きを通じて体が置かれている状況「空間識」を判断していますが、乗り物に乗るとこの判断力が低下して、自律神経が刺激されてしまうのです。

この症状を防ぐために酔い止め薬には、自律神経の興奮を抑えるための「副交感神経遮断薬」と、嘔吐感をつくりだす「ヒスタミン」が脳から放出されないようにする成分が含まれています。

冬の天気痛対策に!天気痛ブレスの使用と頭痛を軽減する温活法

乗り物酔いと天気痛、メカニズムは似ているけど・・・

一方の天気痛は、気圧の変化によって内耳に混乱が起こり、それが脳に伝わって深い症状を発生させるので、乗り物酔いと仕組みは似ています。

酔い止め薬に含まれている抗ヒスタミン剤は、こうした症状を緩和してくれるので、めまいがひどい方にとっては選択肢の1つとなるでしょう。

内耳の興奮は交感神経の活性化につながり、持病の症状も悪化させたり、関節などの古傷の痛みを再発させたりしますから、試してみる価値はあるでしょう。

ただし、注意点もあります。

まず、複数の薬を飲むと副作用発生のリスクが高まりますし、効果が強く出ることがありますから、ドラッグストアに常駐している薬剤師さんに相談してください。

すでに自宅にある薬を飲みたいという方は、メーカーのお客様センターに電話をして、

・天気痛の症状緩和のために飲んでも大丈夫か?

・他の薬と一緒に飲んでも大丈夫か?

というポイントを必ず確認しておいてくださいね。

天気予報で天気痛対策を!

頭痛薬は症状が出てから飲む人が多いですが、酔い止め薬を天気痛対策として利用する場合は、気圧低下が発生する前の段階がベストです。

めまいは緩和できるかもしれませんが、一度発生した関節痛などは、後から酔い止め薬を飲んでも効果を発揮しない場合が多いからです。

天気予報で1日の気圧の変化を確認するのもいいですが、最近はスマホなどで手軽に天気をチェックできる無料アプリも出ていますから、こうしたツールを利用するのがおススメですよ。

天気痛が酔い止め薬で治るって本当?科学的に検証してみた!

酔い止め薬の作用時間を確認しておけば、天気痛による不快感も最低限で済みます。

たいていの薬は、服用後約30分後に効き始めて、12時間ぐらい作用が持続するようです。

冬の天気痛対策に!天気痛ブレスの使用と頭痛を軽減する温活法

ページの先頭へ