起床時の行動が快適な睡眠につながる?メラトニン分泌異常による病気にも注意!

起床時の行動が快適な睡眠につながる?メラトニン分泌異常による病気にも注意!

睡眠の豆知識

質のよい睡眠を行っていないと、何時間寝ても身体は疲れたままですよね。

これは脳がしっかりと休息できていないことが原因です。

反対に20分昼寝しただけでスッキリとすることもあります。

睡眠で脳を十分に休息させるには、ただ寝るだけでは駄目なこともあるようです。

「質の良い睡眠=快眠」を得るためのポイントは就寝時ではなく、起床時にありました。

Sleepion

睡眠ホルモンと体内時計

脳にある松果体と呼ばれる組織から分泌されるメラトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれる物質で、体内時計と大きな関係性を持っています。

メラトニンは、分泌が促進されることで眠気を引き起こすホルモンで、快眠を得るためには必須の物質です。

つまり正しい時間にメラトニンが分泌されることが快眠にとって重要と言えるのですね。

また人間は朝、目を覚まし太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットします。

そして昼間の活動期が始まるのですが、この時にメラトニンの分泌も同時に止まります。

体内時計がリセットされて、14時間~16時間経過すると再度メラトニンの分泌が開始され、徐々に分泌を増やし、それが眠気を誘発することになるのです。

またメラトニンは体温を低下させる作用もあり、それがさらに身体を休息モードに導き、睡眠状態を加速させることになります。

起床時の行動が快眠につながる?メラトニン分泌異常による病気にも注意!

夜の快眠ため、朝に光を浴びよう

メラトニンの分泌を正常に保つには、体内時計のリセットが最も重要です。

そしてそのためには朝起きて太陽の光を十分に浴びることが必要なのです。

近年では夜型の若者も増加しており、朝5時頃に寝て、夕方に起きる人も少なくありません。

そのような生活を送っていると、体内時計は狂ってしまい、メラトニンも常時分泌されたり、分泌がされなかったりなどの異常を起こしてしまう原因になります。

夜に快眠を得るには、毎朝光を浴びて体内時計をリセットすることを忘れないようにしましょう。

メラトニンの異常は睡眠だけの問題ではない

メラトニンは子供の頃に分泌が多く、大人になると少なくなることが判明しています。

子供の頃は「寝る子は育つ」状態で、寝ることで成長ホルモンが分泌され成長が促進されます。

そこでメラトニンを多く分泌することで、自然に睡眠を促進させていたのです。

しかし大人になると分泌が少なくなってしまいます。

そして睡眠異常が起きてしまうのですが、メラトニンの分泌異常は睡眠以外にも様々な病気の原因として疑われています。

特に乳がんはメラトニンと大きな関係性を疑われている病気です。

夜勤勤務が多い女性に乳がんの発生が多いことが解っています。

これは看護師や国際線のキャビンアテンダントの女性が、他の職業の女性と比較して乳がんの発症が多いとの統計から解ったことです。

つまりこのような不規則勤務により体内時計が狂ってしまい、メラトニンの分泌異常が起きてしまい、それが乳がんを誘発する原因だと推測されているのです。

起床時の行動が快眠につながる?メラトニン分泌異常による病気にも注意!

快眠には不可欠なメラトニンですが、不足すると恐ろしい病気の原因にもなっていたのです。

やはり人間は「朝起きて光を浴びて、そして夜に寝る…」このように作られているのかもしれませんね。

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