ホットミルクにアルコール…快適な睡眠のための対策、間違っていませんか?

ホットミルクにアルコール…快適な睡眠のための対策、間違っていませんか?

安眠・快眠方法

毎日なかなか寝付けないと辛いですよね。

いわゆる不眠症の状態では、昼間も身体の疲労が残って、元気に活動することもできません。

「あ~、いっぱい眠りたい!」今日もどこかで快眠するための対策を実践しています。

現代人の約20%程度が不眠で悩んでおり、それに対する対処法も多く出回っています。

しかし、その対処法って全てが正しく、効果的なのでしょうか?少し探ってみましょう。

Sleepion

寝る前のホットミルクは思ったほどの効果はない

不眠症の女性には、寝る間に温かいミルクを飲むことを日課にしている人がいます。

何となく心も身体も温まって、ウトウトと眠ってしまいそうですよね。

このミルクを飲む対策の根拠は、牛乳に含まれる「トリプトファン」と呼ばれる成分。

トリプトファンはセロトニンを得て、睡眠ホルモンである「メラトニン」の合成を促進させます。

つまり牛乳には、睡眠を誘発するホルモンを合成させるトリプトファンが含まれていたのです。

しかし専門家の指摘では、牛乳に入っているトリプトファンの量はごく少量で、十分な量を確保するには1000cc~2000ccの牛乳を飲まなくてはいけません。

こんなに大量の牛乳を寝る前に飲んでいると、お腹がチャプチャプになって、睡眠どころの話ではなくなりますよね。

また牛乳には脳の栄養でもあるグリコーゲンが多く含まれており、寝ないといけないのに脳を元気にしてしまう側面もあるのです。

2リットルのホットミルクなんて考えただけでも飲むのは無理です。どうも快眠するにはホットミルクは合わないみたいです。

ホットミルクにアルコール…その快眠対策、間違っていませんか?

寝る前のお酒…ぐっすり寝られないかも

アルコールを沢山飲んで、そのままグーと言う話をよく聞きますが、これは快眠していることになるのでしょうか?

実際に大量のお酒を飲んだ翌日は、身体も重く決して質のよい睡眠をしているとは思えません。

確かにアルコールには入眠作用はありますが、これは長続きするものではありません。

またアルコールは脳を麻痺させる働きがあるので、寝ていると思っても睡眠ではなく単に脳が麻痺していたことになります。

つまり通常の睡眠プロセスとは違い、脳を休めてはいなかったのですね。

睡眠不足でアルコールに頼ろうとしても、それは脳を麻痺させているだけなので快眠効果にはなりません。

ホットミルクにアルコール…その快眠対策、間違っていませんか?

寝る前に身体を温めるのはダメ

人間が眠たくなるきっかけとして、体温の低下があります。

深部体温が夜の深まりにつれ、少しずつ低下して眠気が起こるのですが、寝る直前まで身体を温めていると、いつまでたっても体温低下は訪れず眠気も出てきません。

体温の低下はリラックスした状態で、自律神経の副交感神経が優位に立つと、自然に起こりますが、この状態で身体を温めると副交感神経から交感神経へスイッチされてしまいます。

交感神経は体温を上げる作用があるので、ますます眠れなくなってしまうのです。

寝る前には自然に体温が低下するように、身体を必要以上に温めないことが大切です。

またお風呂から出て30分程度で寝ると、温められた体温が低下してくるので、入眠ポイントとして理想的な状態になります。

快眠を得るために色々な工夫をしますが、中にはあまり効果のないものや、反対に睡眠を邪魔してしまう対策もあるようです。

眠れないのは辛いことです。騙されないようにしたいですね。

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