布団に入りながら日光浴?
朝、いつも同じ時間に起きる習慣というのは、快眠を守るために重要なことです。
人間の体内時計は規則正しく動いていて、起きる時間がいつも変わってしまうと、夜はなかなか寝付けなくなってしまいます。
休日はいつもより遅い時間まで寝るということが、心身のリフレッシュにつながるどころか、睡眠障害を引き起こしてしまう可能性があるのも、こうした理由があるからなのです。
しかし、仕事や家事に追われていると、毎日同じ時間に布団に入るというのは難しいですよね?
そんな毎日を送りながら、快眠のためと思って無理やり同じ時間に起きても、逆に、朝からストレスがたまってしまうかもしれません。
そこで今回は2つほど、少しでも脳が早くシャキッとする生活習慣をお伝えします!
1つ目は、「人工照明装置」です。
陽あたりの悪い部屋に住んでいる人でしたら、窓を開けても脳の覚醒に必要な日光を十分に浴びることができないことがあるでしょう。
そんな方におススメしたいのが、太陽の明るさに近い、強い光を照射してくれる人工照明装置。
これを布団のそばに置いておいて、起きたらスイッチON。
しばらく布団に入ったまま、この光を浴びていれば、体が自然に活動モードに切り替わります。睡眠物質であるメラトニンの分泌がストップして、脳がシャキッとしますよ。
いつもより睡眠を取りたいと感じやすい休日に使えば、月曜の朝から気分がダウンすることも避けられでしょう。
パズルが好きな人は、起きてすぐスマホ?
寝る前にテレビやスマホでゲームすると、脳が覚醒して快眠の妨げになることは、みなさんもご存知のことでしょう。
スマホでしたら、ブルーライトの悪影響もあると言われていますが、研究がまだ途中段階なので、医師の中には「問題ない」とする人もいます。どちらの意見を重視すればいいのか迷いますが、良い影響は与えない可能性があるので、寝る前の使用は最低限にするのがベターです。
しかし、朝は話が別になります。
むしろ、スマホを使うことが快眠につながることも!
おススメしたいのは、起きてすぐパズルゲームをすること。
パズルが解けた時のあの快感、みなさんも感じたことがあるでしょう。謎を解くためにあれこれ考えている時間は、脳がかなり活性化します。
個人差はありますが、5~10分ぐらいゲームをしていると、頭がかなりすっきりした状態になります。
寝起きにゲームをすることのメリットは、もう1つあります。
毎朝同じことをするというは、脳にとって覚醒の合図になるのです。
日の光を浴びることだけでなく、着替える、歯磨きをする、コップ一杯の水を飲む、こうした行動もみんな目覚めの合図になります。
ゲームだったら、まだ寝ぼけ眼の状態でもできますし、布団の中でも横になったままできます。
ただし、暗い状態でゲームをするのは目に良くありませんから、必ず窓を開けて明るくしましょう。長時間プレイすることも、避けてくださいね。
先ほど紹介した人工照明装置を点けながらだったら、睡眠障害がかなり緩和されることが期待できます。