お茶で水分補給は逆効果です
今まで、ちゃんと眠れていたのに、熱帯夜が続くようになってから、だんだん睡眠の質が低下してきた・・・。
人間は、睡眠に入るときに深部体温を下げる必要があるので、体に熱がこもった状態だと、寝つきが悪くなるのも当然ですね。
また、睡眠中の発汗量が増えることで夜中に何度も目が覚めて、それから再び眠るのが困難になることもあります。
このような不眠が続くと、日に日に体力や抵抗力が低下して、熱中症のリスクが高まってゆくのです。
最近は、日中ではなく、気温が下がった夜間に発症する「夜間熱中症」が増えているので、体力の回復を図りながら、こまめな水分&塩分補給の習慣を身に着ける必要があります。
不眠に悩んでいる方は、睡眠の質を回復するためにも、ここで正しい水分補給のコツをおさらいしておきましょう!
(1)お茶で水分補給はしない
緑茶やほうじ茶、ウーロン茶には、利尿作用があります。
日中だったら問題ないですが、寝る前に飲むと夜中にトイレに行きたくなって、深い睡眠の最中に目を覚ますことになってしまいます。
寝る前の水分補給は、水が基本!
(2)一度に大量の水を飲む
体内は水分と塩分のバランスが取れることで、生命活動が維持できるようになっています。
しかし、大量の水を飲むと塩分濃度が減ってしまい、頭痛や吐き気といった症状が発生。
さらに、尿の量が増えてしまうので、脱水状態になりやすいのです。

頭を健康的に冷やして熱中症を防ぐグッズとは?
(3)冷たい水を飲んで体を冷やす
温度が低い水を飲むと、からだは体温が下がったと判断して、発汗によるクールダウンをストップしてしまいます。
寝る前は、なるべく常温の水を飲むようにしましょう。
一度、沸騰させた水を冷ました状態にすると、体への吸収率が高まるので、おススメです!
このような正しい水分補給を続けて、不眠による熱中症リスクを下げ、さらに快眠グッズを使って寝苦しい夏を乗り切りましょう。
みなさんに、ぜひ、使ってほしいのは、「睡眠たわし」という頭部の温度を下げる枕です。
さきほどもお話ししたように、寝る時は体温を下げる必要があるのですが、枕の通気性が悪いと湿気がこもってしまいますから、頭を乗せると温度が上昇してしまうのです。
でも、柔軟性の高いたわしと「透過エア素材」を使った睡眠たわしを使えば、一般的な枕を使った時よりも頭部の温度が5度ぐらい下がります。
保冷材を使って冷やすのも1つの手段ですが、逆に、頭部の温度が下がりすぎるのも快眠の妨げとなってしまうのです。
睡眠が一番深くなるのは、入眠してから3時間の間ですから、快適な温度&湿度をキープして眠りに付けば、心身の疲れがしっかり抜けて、熱中症になりにくい体を維持できますね。
夜間の熱中症対策として、掛布団や敷布団に気を配る人は多いですが、枕は意外な盲点になっています。
睡眠たわしによる快眠効果は、夏だけでなく、一年中期待できますから、不眠症を防ぐグッズとしても利用してみてはいかがでしょう?
寝つきがよくなるだけで、熱中症のリスクが低くなるだけでなく、1日の生活の質が、グンとアップしますよ!
