シニアの方は要注意!快適睡眠に8時間は長すぎる理由とは?

シニアの方は要注意!快適睡眠に8時間は長すぎる理由とは?

睡眠の豆知識

睡眠時間が長くなると高まる健康リスク

わたしたちに必要な1日の睡眠時間は、およそ8時間と言われています。

そして、年齢を重ねるにつれて、平均睡眠時間は長くなる傾向にあり、80才を超えると男女ともに9時間近くになるという結果が出ています。

しかしながら、これだけたっぷり寝ているにもかかわらず、寝た気がしないと訴える方が多いのは、どうしてなのでしょうか?

人間の睡眠というのは、眠りについてから3時間の間が一番深くなります。

この時間帯を過ぎると、ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)を繰り返すのですが、朝になって起床時間が近くなると、深い睡眠はほとんど得られなくなります。

早朝にトイレなどで目が覚めて、再び布団の中に入っても、熟睡できないのはこのためです。

シニアの方は要注意!快適睡眠に8時間は長すぎる理由とは?

また、シニアの方は、就寝時間も早くなる傾向にありますが、睡眠時間が長くなるとさまざまな健康リスクが高まってくるのです。

代表的なのは、脳卒中。

血管が詰まって発生する「脳梗塞」や、血管がやぶれることで引き起こされる「くも膜下出血」などがこの病気に分類されますが、寝ている間の発生率が非常に高くなっているのです。

注目すべきなのは、睡眠時間が長くなればなるほど、こうした脳疾患を引き起こしやすくなることです。

イギリスのケンブリッジ大学で行われた調査では、平均睡眠時間が8時間以上の人と、6時間程度の人とで比較を行った場合、前者の脳卒中リスクは46パーセントも上昇したのです。

こうした研究などを受けて、厚生労働省では、65才以上の推奨睡眠時間を6時間に変更しました。

「たっぷりの睡眠をとる」

という健康習慣は間違いで、質の高い睡眠をいかにとるかということが、病気の発症リスクを高めず、健やかな毎日を送るカギなのです!

 

 

布団に入ったらすぐに寝つける工夫を

 

先ほども説明しました通り、人間の熟睡度は、入眠してから3時間の睡眠の質にかかっています。

シニアの方におススメなのは、夕方6時ぐらいの散歩です。

寝る時はからだの体温を下げる必要がありますが、年を取ると体温が低下するので、寝つきが悪くなってしまうのです。

そこで、取り入れたいのは、夕方に軽い運動をする習慣。

からだに負荷がかからない程度の運動をすることで、体温が上がって就寝時間に向けて低下してゆきます。

また、運動そのものがストレス発散になりますから、交感神経のスイッチがオフになって、深い睡眠に不可欠な副交感神経のはたらきが活発になります。

もう1つ、注目したいのは、寝つきをよくする快眠環境です。

体温の低下と合わせて、頭部温度もしっかり下がれば、熟睡度がかなりアップします。

シニアの方におススメしたいのは、通常の枕よりも温度が5度ぐらい低くなる「たわし枕」です。

通気性バツグンの素材を使っているので、湿気がこもりにくく、夏でも頭部を理想的に冷やしてくれます。

体温の落差、頭部温度の低下を意識すれば、寝起きがスッキリしないという悩みが解消しますし、朝からスムーズに体が動きますので、快適な1日を送れるようになるでしょう。

保冷材などを使う時と比べて、首や肩を冷やす心配もないので、安心して使えますよ!

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