話題の「湯シャン」とたわし枕で頭皮と髪が健康になる!?

話題の「湯シャン」とたわし枕で頭皮と髪が健康になる!?

睡眠の豆知識

シャンプーをしないメリットもあります

最近、健康的な頭皮と髪の毛をキープするために、シャンプーをしない「湯シャン」という習慣が流行っているんだそうです。

モデルや有名なミュージシャンも実践していることが、テレビなどで伝えられたことがきっかけで、ブームとなっているようですね。

/話題の「湯シャン」とたわし枕で頭皮と髪が健康になる!?

湯シャンは、シャンプーの代わりにぬるま湯を使って、頭皮や髪に付着した汚れや皮脂を落とすという健康法。

市販のシャンプーは洗浄力が強すぎるので、頭皮のバリア機能を維持させるために必要な皮脂まで奪ってしまうことがあります。

バリア力が低下した皮膚は、雑菌などの影響で炎症を起こしやすく、フケやかゆみ、臭いを発生させてしまいます。

また、皮脂と同じように肌の健康を守る「常在菌」もシャンプーによって死滅してしまうことも、肌トラブルの原因となります。

しかし、この洗髪方法には大きな問題点があります。

「それは、皮脂はぬるま湯では流せない」

ということです。

皮脂が解ける温度は、およそ42度。一方のぬるま湯は、体温に近い36~38度ですから、しっかり洗い落とさなくてはならない皮脂は髪や頭皮に残ってしまうのです。

この状態で髪を乾かして布団に入ると、不要な皮脂が頭皮の毛穴に詰まってしまいますし、脂が枕カバーやシーツにも移って雑菌が繁殖して、衛生状態が悪化してしまいます。

湯シャンのコツは温度にあり!

湯シャンが指示されているもう1つの理由は、オーガニックブームなどに代表される健康志向の高まりです。

シャンプーなどには、脂を溶かすための「界面活性剤」という化学物質が含まれています。

この物質が肌から浸透してさまざまな病気を引き起こすという情報が、テレビや雑誌、インターネットなどで広まっているので、自然由来成分を使った商品などに人気が集まっているのです。

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しかし、界面活性剤は少量であれば健康被害が起こることはありません。

シャンプーをした後に髪がパサつくとか、頭皮がヒリヒリするといった症状が出る方は、刺激の少ない商品を使ったほうがいいでしょう。でも、肌に異常が発生していなければ、そんなに敏感になる必要はないのです。

こうした科学的知識をしっかり身に付けた上で、湯シャンをする時は42度前後のお湯を使うことと、寝具の衛生状態を常にチェックすることを習慣にしてみて下さい。

また、余計な皮脂が頭皮に残った状態で通気性の悪い枕を使うと、雑菌はあっという間に繁殖して強烈な臭いを放ちますから、たわし枕のように洗ってもすぐに乾くタイプのものを選ぶとよいでしょう。

もちろん、湯シャンを始めて頭皮の状態が悪くなったと感じたら、すぐに通常のシャンプーに戻すべきです。

「ニオイは生き物すべてが持つものだから、気にしすぎは良くない」

と主張する人もいますが、体臭と雑菌臭いはまったくの別物です。

頭皮には髪の毛がある分、他の部位と比べて、トラブルが発生したら治りにくいという特徴があります。ですから、マスコミやネットの偏った情報に流されず、正しい方法で健康維持を心がけましょう!

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